手動の “動く工作” と、モーターで動作する “電動動く工作”
動く工作!(うごくこうさく)
牛乳パック、トイレットペーパー芯、竹ひご、たこ糸など、廃材や家庭で簡単に手に入る材料で工作をします。パワーショベル、ゴルフロボ、お絵かきロボなど、単に姿を模倣するのではなく、動く仕組みを加わえることで機構(メカニズム)の基礎を学びます。さらに作ったもので競う遊びを行いゲーム性も持たせています。
既製のプラモデルや模型など、パーツを切り取り、設計図どおりに組み立てるだけでは作り上げるよろこびや達成感は得られても、なかなかメカニズムまで理解することは難しいものです。子どもアイデア楽工の「動く工作」では、身近な材料でパーツをつくることで仕組みの理解と「なぜ?、どうして?、なるほど!」と気づき発見するカリキュラムとなっています。
電動動く工作(でんどう うごくこうさく)
動く工作の上級版が「電動動く工作」カリキュラムです。初回にシャシー(ベース)部分をつくります。これはショベルカーで言うところのキャタピラー部分です。ギヤを組立て、モーターを組み込み、操作部のリモコンを繋げます。これでラジコンカーのように前後左右に動く車両ができます。
次に、シャシーの上に載せる動作部分をつくります。これはショベルカーのアーム部分になります。牛乳パックなどの廃材を使って動作部分をつくり、ギヤを組み込みシャシーの上に載せて接続することで、リモコン操作で前後左右に動いてショベルの上下なども行える工作となります。
電動動く工作は、ギヤの組み立てや電気配線など作業が難しいため、高学年(小学3年生以上)が対象のカリキュラムとなります。ガッコウ・ロボコンの入門編的な位置づけです。
多度西校講師: 松野次男 (ぼっくりさん)
1級技能士。 三重県技能検定で1位を獲得したこともある元技術者。
長年にわたり工業設備の設計・製造に携わってきた経験を生かして子どもたちに技術の基礎を指導します。
鈴鹿校講師: 山上敏樹(コウチョウ)
【実施場所】
子どもアイデア楽工 多度西校、鈴鹿校
【実施曜日】
土曜日または日曜日(不定期)
【対 象】
動く工作: 小学1年生~ ※中学生可
電動動く工作: 小学3年生~ ※中学生可